2020年11月21日

Self Made Man

LarkinPoe_SelfMadeMan_2020.jpgrockin’on.comの、"渋谷陽一の「社長はつらいよ」"で偶然知ったのが、Larkin Poe(ラーキン・ポー)というバンドと当時の最新作「Self Made Man」でした。2020.08.30 18:01の記事の表題は「これはツェッペリンか?ラーキン・ポー、ゴリゴリのブルース・ギター・リフで攻めまくる新作が痛快。」でした。私は「ツェッペリン」と「ゴリゴリのブルース・ギター・リフで攻めまくる」に反応したのですが、読んだ後に数曲をYouTubeで試して、そのまま発注してしまいました(笑)ラーキン・ポーはテネシー州ナッシュビルを拠点に活動するバンドです。Megan Lovell(ミーガン・ラヴェル)とRebecca Lovell(レベッカ・ラヴェル)の姉妹が2010年に結成した4ピースで、「Self Made Man」はバンドにとって5枚目のアルバムです。ミーガンとレベッカは、長女のJessica Lovell(ジェシカ・ラヴェル)と共に2005年から音楽活動を始めていたそうで、当時はThe Lovell Sisters(ザ・ラヴェル・シスターズ)と名乗っていたようです。その後2009年にザ・ラヴェル・シスターズを解散させた2人は、翌年に曽曽曽祖父!の名前である「ラーキン・ポー」を冠して、バンドを組み直したのだとか。現在の布陣は、妹のレベッカがリードボーカルとギターやマンドリン、バンジョーなどを担当し、姉のミーガンはハーモニーボーカルとラップ・スティール・ギター&ドブロ・ギター、ベースがTarka Layman(ターカ・レイマン)で、ドラムスがKevin McGowan(ケヴィン・マッゴーワン)となっています。全11曲で35分というコンパクトな「Self Made Man」を聴く限りにおいて、バンドの音楽的な特徴は「あまり土臭さを感じさせない洗練されたブルーズロック」という感じでしょうか。ラヴェル姉妹が聴かせるハーモニーと、ブルージーでヘヴィなギターサウンドが売りで、The Allman Brothers Band(ジ・オールマン・ブラザーズ・バンド:以下ABB)の妹分的な存在と言われることも多いそう。確かに「Self Made Man」に関しては、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)っぽい曲もあると言えばありますが、カントリー色が強い曲もあって、アルバム全体を通して…ということではABBの方が当てはまるかもしれません(笑)曲によってというのはありますが、私はレベッカのボーカルにHeart(ハート)のAnn Wilson(アン・ウィルソン)っぽさを感じました。そして楽曲に関しては、ABBよりもJonny Lang(ジョニー・ラング)っぽい印象を受けました。全体的にヘヴィな曲が多い本作ですが、私はT5「Tears of Blue to Gold」やT11「Easy Street」のような、ポップセンスが感じられる曲が良いと思いました。それから…これは今回ラーキン・ポーについて調べる中で知ったことですが、なんと、Aerosmith(エアロスミス)のフロントマン、Steven Tyler(スティーヴン・タイラー)のソロデビュー作「We're All Somebody from Somewhere(過去ログ:2016/09/18)」に、ミーガンとレベッカが参加していたのです!参加したのは、T8「Somebody New」とT12「Sweet Louisiana」の2曲です。前者ではミーガンがラップ・スティール・ギター&バッキングボーカル、レベッカがマンドリン&バッキングボーカルを担当し、後者ではレベッカがマンドリンをプレイしています。当時は各楽曲のクレジットをしっかり見ていなかったうえ、そもそもラーキン・ポーというバンドすら知らなかったので、今回改めて確認してビックリしました。前作「Venom & Faith」に続き、本作「Self Made Man」もビルボードのブルーズアルバムチャートで1位を獲得しているラーキン・ポーが、今後どんな動きを見せるのか楽しみです。





posted by lovemusic at 22:29| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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