2014年04月13日

Little Mix

LittleMix2013Salute.jpgUK発のガールグループLittle Mix(リトル・ミックス)…知りませんでした。たまたまユーズドショップで手にしたセカンドアルバム「Salute」が、別のCDショップの店頭試聴に置かれていたので聴いてみたところ…悪くない!ということで、ユーズドショップに戻って購入したのです。その時試したのがT1「Salute」T2「Move」T3「Little Me」の冒頭3曲。特にファーストカットのT2「Move」には魅かれるものがありました。後付けで調べてみたところ、イギリスの有名オーディション番組Xファクアター出身なんだそうです。確かに歌唱力はありそう。そもそもソロとして2011年のシーズン8にトライした4人は途中で落選していたようです。それが審査員の提案により2ペアずつで敗者復活にトライ…そこでも次のステップで落選。最終的に4人のグループで再度の敗者復活にチャレンジ…という流れで、以降は順調に勝ち進み、同年にガールグループとして番組で初優勝。そこからデビューとなった模様です。2012年11月にリリースされたデビュー作「DNA」はUKで3位、USで4位を獲得し、2枚のUKナンバー1シングルを生み出しています。そしてその1年後となる昨年11月に本作がリリースとなったのですが、現時点では「健闘しつつもファーストには及ばず」という結果です。実力派のアイドルグループ的な存在から、いかにアーティストになれるか…そこが今後の課題でしょうか。ファーストを聴いていないので比較できないのですが、本作を聴く限りはアイドル的なアプローチではない気がします。R&Bベースの楽曲を多く収録する本作ですが、各曲のクオリティーも高く、音楽作品として楽しめるレベルのアルバムだと感じました。お薦めできる1枚です♪私が気に入ったのは冒頭の3曲とT9「Boy」T11「Mr. Loverboy」T12「A Different Beat」あたりです。Spice Girls(スパイス・ガールズ)と比較する向きもあるようですが…実力派リトル・ミックスの方が上だと思います(笑)


posted by lovemusic at 12:46| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月12日

Best Of 2004-2014

HARDFI2004_2014BESTOF.jpg2003年の結成や2005年のデビューから考えると、少し違和感のある区切り方ではありますが…Hard-Fi(ハード・ファイ)が2004年からの10年間を切り取ってベストアルバムをリリースしました。この間発表された作品は3枚。直近のサードアルバム「Killer Sounds(過去ログ:2011/10/23)」のリリースが2011年夏と考えると、その後目立った動きがなかった中で、なぜ無理やりな括りで2014年までの10年なのか…考えさせられます。結論としては、バンドとして、このタイミングに何かを出さざるを得なかったのだと思います。3作目のリリースからわずか半年ほどしか経過していなかった2012年春、ハード・ファイは4作目をなるべく早く出したいと次回作について言及します。リリース時期等々具体的な話はなかったものの、この発言は「Killer Sounds」リリースまでに4年かかり、チャートアクション&セールスも芳しくなかった結果を踏まえてのものだろうと思います。「Killer Sounds」、良いアルバムだったんですけどねぇ…。その後ハード・ファイはレコーディングを開始したのでしょう。昨年春にはオフィシャルサイトを通じていくつかのサンプル音源を発表したようです。ところがその後5月になり、立ち上げメンバーであるギターのRoss Phillips(ロス・フィリップス)がバンドを脱退することになります。この混沌とした状況下の昨年11月に、本作「Best Of 2004-2014」のリリースが発表されたのです。今年1月にリリースされた本ベストアルバムですが、過去にリリースしたすべてのシングルに加えて、3作のオリジナルアルバムから1〜2曲を加えるような構成となっていて、概ね時系列で曲順が決まっているようです。彼らの音楽的変遷を1曲目からラストまで体感できる作りです。改めて思うのは、良い曲を作るバンドだなぁ…ということ。そして興味深いのは、本作のプロモーションのためにロスが復帰しているということ。この復帰が単純にプロモーションのためなの一時的なものなのか長期的なものなのかはわかりませんが、再考のうえの後者であることを望みたいですね。追加収録されている新曲T18「Move Over」を聴くとまたバンドが変化していこうとしているのを感じます。ずっと続くこの停滞感を吹き飛ばして、もう1回輝いて欲しいバンドです!


posted by lovemusic at 12:57| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

GIRL

Girl2014PharrellWilliams.jpgPVでファーストカットの「Happy」を視聴して即購入したのがPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)の最新作「GIRL」です♪要注目作品です!昨年のクラブミュージックシーンはまさにDaft Punk(ダフト・パンク)と大ヒット作「Random Access Memories(過去ログ:2013/7/27)」一色な1年で、彼らが先のグラミーで5部門を受賞したのも記憶に新しいところ。その渦中にいたのがファレルです。「Record of the Year」と「Best Pop Duo/Group Performance」を受賞した名曲「Get Lucky」のコンポーザーとして、また同曲のリードボーカルとして、ファレルは脚光を浴びました。その流れで再びレコードディールを勝ち取り、制作&リリースされたのが8年ぶりとなる新作「GIRL」なのです!国内盤はボーナストラックを収録して今月末に出るみたいですが、「Happy」を聴いたらちょっと待てなかったですね〜(笑)ファレル・ウィリアムスは90年代にプロデュースチームThe Neptunes(ザ・ネプチューンズ)で自身の音楽活動をスタートさせます。2000年代に入るとそのチームを母体とするN.E.R.D(ネード)を結成、パフォーマーとしても活動範囲を広げていきます。2006年にはソロアーティストとしてデビュー作「In My Mind」リリース。この「GIRL」が2作目となるわけです。3月初旬にリリースされた本作は「Get Lucky」の勢いそのままに世界中で大ヒット中♪特にファーストカットの「Happy」はチャートで軒並み1位を獲得していて、来年のグラミーで「Record of the Year」になるのではないか!?という勢いです(笑)UKソウルっぽい仕上がりで聴いていると本当にハッピーになれる秀逸な1曲です♪アルバム「GIRL」の完成度も高く、マストバイな1枚!これからの季節にはピッタリなレコードです♪余談ですが…PVの2:25あたりに登場する黒人男性は…まさしくThe Black Keys(ザ・ブラック・キーズ)の「Lonely Boy(過去ログ:2012/2/11)」で踊りまくる彼!?(笑)お時間に余裕のある方はチェックしてみてください(笑)

posted by lovemusic at 11:49| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

Morning Phase

Beck2014MorningPhase.jpgBeck(ベック)がシーンに戻ってきました。約6年ぶりとなる新作「Morning Phase」を携えて♪時間がかかったのには理由がありました。脊椎を損傷して長らく治療に専念していたそうで、アーティストとしての復活をベック本人が不安視していた時期もあったようです。さて、その新作ですが、ベック本人は2枚のアルバムを出す予定があって、そのうちの1枚と話している模様です。先行でリリースされたこの「Morning Phase」は2002年の「Sea Change」の姉妹作といった表現がレビューもあるように、非常にオーガニックでアコースティックな作品です。「Sea Change」で言えばT1「The Golden Age」やT3「Guess I'm Doing Fine」T8「Round the Bend」T9「Already Dead」あたりの楽曲をイメージするような1枚で、よりフォークやカントリー色が強い作品というのが私の感想です。「Sea Change」のレコーディングメンバーが集結して制作されたようですからそれも納得。ジャケットも似ていますしね(笑)60〜70年代のフォークや、その当時のサイケデリックな雰囲気を感じさせる作風は悪くないです。私は気に入りました。70年代後半のFleetwood Mac(フリートウッド・マック)やCrosby, Stills, Nash & Young(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)あたりの雰囲気を感じました。1回目は多分とっても地味で暗く感じると思いますが、1回目より2回目、2回目より3回目の方が良い感じで響くはず(笑)何度も繰り返して聴くうちにじわじわと沁みてくる…そんなタイプの作品です。ファーストカットはT5「Blue Moon」で、その後T13「Waking Light」やT7「Wave」が公開されました。私はT2「Morning」以外、後半の楽曲が特に気に入っています。T9「Blackbird Chain」からインタールードのT10「Phase」を挟んで、T11「Turn Away」〜T12「Country Down」そして前述の「Waking Light」までがとても良いです。お薦めです♪


posted by lovemusic at 11:53| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

Changing of the Seasons

COTS_2DCC_2013.jpg2012年夏にリリースされた「Beacon」をまだゲットしていないうちに新作EP「Changing of the Seasons」が出てしまいました(汗)Two Door Cinema Club(トゥー・ドア・シネマ・クラブ:以下2DCC)は北アイルランドのダウン州出身です。可愛い猫のジャケットが印象的な「Tourist History」で2010年にデビュー。その時はブログでも取り上げました。その後前述の「Beacon」をリリースするわけですが、これがUKチャートで2位、アイルランドチャートで1位を記録するヒットになっています。この2枚はフランスの有名なインディーレーベル「キツネ」からリリースされていたのですが、2DCCはこの度そのキツネを離れ、イギリスの名門レーベルであるパーロフォンに移籍することになったようです。「Beacon」に続くサードアルバムはそのパーロフォンから来年早々に…ということなので、このEPはその間を埋め合わせるためのリリースなのかもしれないですね!新作が出る前に「Beacon」を聴かなくちゃです!さて、このEPに収録されている3曲「Changing of the Seasons」「Crystal」「Golden Veins」ですが、珍しく!?スローなナンバーもあり、それぞれに個性があって面白かったです♪私は特に「Changing of the Seasons」が気に入りました。この曲は昨年UKチャートでは過去最高の33位を記録しています。

posted by lovemusic at 09:20| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

Terence Trent D'Arby

Terence Trent D'Arby 2002.jpg先日George Michael(ジョージ・マイケル)が超久しぶりの新作「Symphonica」をリリースし、それがUKチャートで1位を獲得したというニュースをネットで見ました。その作品、早速オーダーしたので、届き次第聴いてアップしたいと思います。さて、そのジョージがリードシングルとしてカバーしたのがTerence Trent D'Arby(テレンス・トレント・ダービー:以下TTD)の名曲「Let Her Down Easy」です。この曲は1993年にリリースされた彼のサードアルバム「Symphony or Damn」に収録されるバラードで、シングルカットもされていますが、当時のUKシングルチャートで18位を記録したのみで、まったく話題にはなりませんでした。でも…本当にいい曲なのです。ジョージのカバーはオリジナルに忠実ですが、少しゆっくりで抑揚を抑えたような感じです♪ということで、久しぶりにTTDのベストアルバムをリピートしてみました♪いやぁ…良いですねー!実は彼、2001年10月にSananda Maitreya(サナンダ・マイトレーヤ)と改名して、以降はその名前で活動しているようなのです。今回久しぶりに音源を聴く機会を持ったので調べてみたら…まだ現役だったんだぁ…って(笑)改名のことも知りませんでした!でもどうも馴染まない(笑)私にとってはテレンス・トレント・ダービー…なんですよね〜(笑)TTDの代表作は1987年のデビュー作「Introducing the Hardline According to Terence Trent D'Arby」です。この作品は大ヒットしましたね。あの頃はポストPrince(プリンス)/Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)の筆頭候補のように言われていました。私が持っているベストは2002年にリリースされた「Terence Trent D'Arby's Greatest Hits」です。2枚組仕様で、メインは全19曲収録のディスク1です。大ヒットした「Wishing Well」や「Sign Your Name」ももちろんですが、Bob Dylan(ボブ・ディラン)のカバー「It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)」や「Do You Love Me Like You Say?」「Delicate」「She Kissed Me」そして前述の「Let Her Down Easy」など本当に良い曲が多いなと改めて感じました。独特な声質ですが、1999年にはリードシンガーMichael Hutchence(マイケル・ハッチェンス)を失ったINXS(インエクセス)でマイケルの代役を果たしたこともあります。そんなTTDのベストアルバムは是非1度お試しいただきたい1枚です♪


posted by lovemusic at 15:19| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

Royal Ep

TheRoyalConcept2013Ep.jpgThe Royal Concept(ザ・ロイヤル・コンセプト)の2作目となるEPが出ていたので購入しました。本国では昨年フルデビューアルバム「Goldrushed」もドロップされたようですが、国内でもこのあと5月にリリースの運びとなるようです。ザ・ロイヤル・コンセプトはスウェーデンのストックホルム出身。私がこの4ピースの音楽に出会ったのは某CDストアの店頭でした。セルフタイトルのデビューEP「The Royal Concept」をブログにアップしたのが2012年11月11日のこと。以来1年半が過ぎるのですが…いやぁ、頑張っていてくれて&さらに勢いがついていて良かったです♪まずは早速1回目…あれ?なんか知っている曲がある…ということで、よくよく調べたら本作には前作と同じトラックが2曲収録されていました。T3「Gimme Twice」とT6「Goldrushed」がそれです。多少のアップグレードはあるのかもしれませんが、聴き比べたところ明確にアレンジが異なるとか曲そのものが違うということはありませんでした。従って初めて聴く楽曲は残り4曲です。正直な感想は可もなく不可もなく(笑)T1「World on Fire」とT4「Radio」はキャッチーで良かったかなぁ…というくらいでした。まだバンドとしての方向性が固まっていないのでしょうね。EP作品ということもありやはりまとまりがない気がします。寄せ集め的な1枚になっていますねー。デビュー作には両EPから相当数が収録されることになるのだと思いますが、それでもこちらは楽しみにしたいと思います♪


posted by lovemusic at 07:02| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月23日

We Need Medicine

WeNeedMedicine_TheFratellis.jpgまさに「お帰りなさい」という言葉がぴったりだと思います。なんせ5年4か月ぶりの新作発表ですから(笑)The Fratellis(ザ・フラテリス)のニューアルバム「We Need Medicine」は待った甲斐のある、素晴らしい内容です♪本作がリリースされるまでの5年4か月には色々なことがありました。一番大きな出来事は2作目「Here We Stand」リリースの翌年、2009年7月からバンドが無期限の活動休止に突入したことでしょうね。解散したのかと思ってました。なんでも「ちょっとしたボタンの掛け違い」だったそうで、今では笑い話と言えるほどくだらないことが原因だったようです。ザ・フラテリスは2012年6月に復活するわけですが、それまでの3年間、メンバーは各々の音楽活動に勤しむこととなります。一番早く動き始め、色々していたのが、中心人物のJon Fratelli(ジョン・フラテリ)で、同じグラスゴー出身のシンガーソングライターLou Hickey(ルー・ヒッキー)とCodeine Velvet Club(コデイン・ヴェルヴェット・クラブ)なるバンドを結成してアルバムを発表したり、ソロプロジェクトを進め「Psycho Jukebox」と題したファーストソロアルバムをリリースしたり…。残念ながらしっかりとした手ごたえを得られなかったのでしょう。セカンドソロを制作し、リリース直前までいくも、最終的にザ・フラテリスの再結成&活動再開という流れになっていきます。昨年10月にリリースされた本作はジョンとStuart McCredie(スチュワート・マクレディ)によるプロデュースで、2012年11月から2013年2月にレコーディングされ、完成をみています。スチュワートは前作「Here We Stand」でエンジニアとして制作にかかわった人物で、前述のコデイン・ヴェルヴェット・クラブのデビュー作もジョンと共にプロデュースを手掛けています。ベタな言い方ですが、とにかくノリの良いロックンロールが詰まった1作で、3作目なのにとてもフレッシュ!アートワークも全3作品中1番いいと思います(笑)どの曲もグッドな感じですが、私が特に気に入っているのはT3「She’s Not Gone Yet But She’s Leaving」とT9「We Need Medicine」です♪


posted by lovemusic at 10:17| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

Culture Change

今の会社に入社してもうすぐ5か月目が終わろうとしています。とにかく忙しい。そして時間が足りない。日々感じることは「1日48時間欲しい」です(笑)正直なところ体はきついです。朝7時出勤や7時半出勤がこの2か月で何度あったか。日をまたぐ帰宅はほぼ毎日。でも心は元気なんです(笑)入社当時は「聞いていた話と実情があまりに違いすぎる」ということで、すぐ辞めることも考えました。でも今は残る決断をして良かったと思っています。やろうとコミットして良かったです。会社が変わっていく過程に大きくかかわる機会は社会人人生で初めての経験です。会社の文化が今まさに変わろうとしていて、その渦中に、その中心にいることができる楽しさは、何にも代えがたい経験となっています。私の本職は人事ですが、現職ではその範疇を飛び越えて色々なことに首を突っ込んでいます…いえ、突っ込まされています(笑)それでも信頼のおけるトップからの依頼となれば断るわけにいきません。そういうトップと共に仕事ができる機会はそうありません。赤字会社をどう再生していくのか。人の気持ちを変えて、会社の文化を変えて、仕事のプロセスを変えて…黒字化のために変えていけることはたくさんある。この短期間での大きな変化は勤める者の気持ちを変えつつあります。今月はジャパン史上最高の売上を更新しました。昨年12月にその記録を出していたのですが、短期間でそれを更新です。消費税前の駆け込みもあるとはいえ、何よりも社員の気持ちが変わっていっていることの表れ。今月はオーナーの来日はじめ色々ありましたが、ジャパン設立以来「初めて」と言える出来事の数々に、オーナー&本国はジャパンが良い変化を起こしていることを実感してくれたようです。週末も自宅で仕事をしないといけない関係で、ブログが滞っていますので…早く正常化したいです(笑)
posted by lovemusic at 10:17| Comment(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月04日

Temples

Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)が「世界中でベストな新人バンド」「宇宙的なスペースミュージック」と発言してファンであることを公言し、Johnny Marr(ジョニー・マー)がT1「Shelter Song」を「今年(2012年)聴いた最も良い曲のひとつだ」と評した、今UKでとてもホットなバンド…それがTemples(テンプルズ)です。コンピレーション作品の「NO SHIT! 4」で初めて聴いて、デビュー作「Sun Structures」をインポート盤で購入したのですが、一回目はなんとなく半信半疑(笑)何度か繰り返して聴くうちにじんわり良くなってきました♪確かにサイケ&スペーシーでグラムなサウンドは不思議な浮遊感と共に癖になりそうな感じなんです(笑)テンプルズは英国ノーサンプトンシャー州出身の4ピースで、メンバーはリードシンガー&ギターのJames Edward Bagshaw(ジェームス・エドワード・バッグショー)ベース&ボーカルのThomas Edison Warmsley(トーマス・エジゾン・ワームスレイ)ドラムスのSam Toms(サム・トムズ)そしてキーボードのAdam Smith(アダム・スミス)です。そもそもはジェームスとトーマスがホームスタジオプロジェクトとして、2012年に結成したデュオが母体となっています。この2人はノースハンプトン出身のThe Moons(ザ・ムーンズ)で共に活動していた過去があり、そのつながりからテンプルズはスタートしています。その後2人はセルフプロデュースした4曲をYoutubeにアップロード。Heavenly Recordings(ヘブンリー・レコーズ)のオファーで前述のデビューシングル「Shelter Song」を2012年11月にリリースします。そしてここから火が付き、テンプルズはサムとアダムを加えて現体制となり、バンドとして今日を迎えるに至るわけです。デビューアルバム「Sun Structures」はジェームスの自宅の物置部屋でレコーディングされたそうですが、2曲を除くすべてのトラックをMuse(ミューズ)やFranz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)などの作品を手掛けていることでも有名なClaudius Mittendorfer(クラウディウス・ミッテンドーファー)がミックスに携わっているということでも話題になっています。私が本作で気に入っているのはT7「Colours to Life」とT9「The Guesser」の2曲です。後半に良い曲が多い印象です。もちろんT1「Shelter Song」もインパクトがあって悪くないです。今後が楽しみなバンドです♪



posted by lovemusic at 00:57| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

Where You Stand

らしくないアートワーク。らしくないサウンド。違和感が多かった「Ode To J. Smith」から約5年…らしい作品でTravis(トラヴィス)がシーンに戻ってきました。アートワークを見たときからその予感はありました。ノルウェーのレコーディングスタジオ、オーシャウン・サウンド・レコーディングスから見える風景、その中で飛び跳ねるメンバーに偶然の産物だったシンメトリーの牛…今までのトラヴィスの作品に見えたアートワークがそこにはありました。昨年の8月リリースなので入手まで少し時間が経ちましたが、購入して良かったと思えるアルバムでした。美しいタイトル曲のT4「Where You Stand」に示される通り、まさに原点回帰と呼べる1枚です。ベースのDougie Payne(ダギー・ペイン)がずっと温めていた原型をXTCのAndy Partridge(アンディ・パートリッジ)の娘、Holly Partridge(ホーリー・パートリッジ)のサポートで完成させたというこの曲は「一緒にいることの大切さ」を歌っています。簡単に別れたり離れたりする人が多い今の時代にあって、一緒に何かを乗り越える経験の大切さを歌ったというこの曲は、聴いていてとても胸に沁みます。17年間変わらず同じメンバーで活動を続けてきたトラヴィスは、このアルバムで、このタイトルトラックで、改めてバンドの結束を示したと言えるかもしれません。初めての試みも多い作品のようですが、新しいことに取り組む際に原点に立ち帰るというのはよくあること。メンバー全員での曲作り、ギターを鳴らさずシンガーとして歌に専念するFran Healy(フラン・ヒーリィ)…アプローチも含めたチャレンジをする中に、名盤のセカンド「The Man Who」を感じさせる空気が流れる…そんな1枚です。シングルカットされたタイトルトラックを含む3曲(T1「Mother」とT2「Moving」)は話題にこそなりませんでしたが、どれもトラヴィスらしくて良い曲です。この他にもT5「Warning Sign」やT7「A Different Room」など聴きごたえがある曲が揃っています♪UKチャートも久しぶりのTOP3を記録するなど、バンドにとっても自信を取り戻す1枚になったと思います。



posted by lovemusic at 12:16| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月19日

Queens of the Stone Age

以前ご紹介したコンピレーション作品「NO SHIT!」シリーズ(過去ログ:February 27, 2013)の第4弾「Hostess presents NO SHIT! 4」を聴いていてビビッと来てしまったのが、Queens of the Stone Age(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ:以下QOTSA)の「I Sat by the Ocean」です♪この曲は最新作「...Like Clockwork」からのセカンドカットで、USオルタナティブチャートで15位を獲得しています。最新作…といっても、リリースは昨年6月なんですが、私はリリースについてすら知りませんでした(汗)このアルバムはバンドにとって初の全米ナンバー1に輝いた作品で、多くの国で1位もしくは2位を獲得するという驚異的なチャートアクションを見せています。QOTSAは米国出身のロックバンドです。フロントマンのJosh Homme(ジョシュ・オム)が中心となり、カリフォルニアをベースに活動しています。セルフタイトルのデビュー作を1996年にリリースして以来、本作を含めた6枚のアルバムを発表してきましたが、セールス的に一番売れたのが2002年のサードアルバム「Songs for the Deaf」です。この作品以降もコンスタントに売れ続けていたようですね。ただ、バンドは2008年から活動休止に入り、2010年にはオムが膝を手術。その際に合併症から一時期仮死状態に陥ったそうです。結局その後3ヶ月の間ベッドで安静を余儀なくされ、それをきっかけに鬱に…。どん底の3年間を過ごしたようです。2011年3月に新作のリハーサルを始めるものの、レコーディングそのものは翌2012年8月から昨年3月にかけて行われました。本作には以前もサポートメンバーとしてアルバム制作等に関わっていたFoo Fighters(フー・ファイターズ)のDave Grohl(デイヴ・グロール)や御大Elton John(エルトン・ジョン)、Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)のAlex Turner(アレックス・ターナー)などが参加しています。とにかく良い楽曲が多いです。私は前述のT2「I Sat by the Ocean」や、ファーストカットでデイヴがドラムを叩いているT5「My God Is the Sun」、エルトンが参加しているT7「Fairweather Friends」あたりが特に気に入っていますし、お薦めです♪その他にもT4「If I Had a Tail」やT6「Kalopsia」、T8「Smooth Sailing」、タイトルトラックのT9「...Like Clockwork」など秀逸な曲が多く、且つ捨て曲のない1枚と言えます。全米1位も納得の素晴らしい復活作です♪国内盤にボーナストラックは付いてないので、インポートでゲット…が良いかもです(笑)


posted by lovemusic at 01:34| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月16日

Disclosure

グラミー5部門受賞の余波もあってクラブ・ダンスミュージックシーンはDaft Punk(ダフト・パンク)一色と言っても良いかも…です…が…忘れてはいけないのがDisclosure(ディスクロージャー)の存在です。Guy(ガイ)& Howard(ハワード)のLawrence(ローレンス)兄弟による新人ユニットで昨年6月にデビューアルバム「Settle」をリリース。UKチャートの1位獲得を筆頭に、ヨーロッパではチャート上位にランクされ、アメリカでもTOP40入りするヒットとなりました。加えて「Settle」は来る2月19日のブリット・アワード2014で最多4部門にノミネートされています。受賞に期待がかかる作品でもあります♪実はUKチャートの1位獲得のニュースをネットで読んで興味を持ち、昨年夏に店頭で試聴したんです。とても気に入ってユーズドが出るのを待っていました。結局出会いには恵まれず、価格が下がったamazonで新品購入したのですが、大満足です!お薦めの1枚です♪ガイとハワードの活動は、ディスクロージャー名義でネットに自作曲をアップするところから始まり、2010年8月にデビューシングル「Office Dexterity」をインディーレーベルからリリース。その後英国のシンガーソングライターJessie Ware(ジェシー・ウェア)の「Running」という曲のリミックスで注目を集め、本作T3の「Latch」でメジャーブレイクを果たします。2012年10月にリリースされたこのシングルは英国のシンガーソングライターSam Smith(サム・スミス)をフィーチャリングしたハウスミュージックで、UKチャート11位を記録しました。彼らのデビュー作「Settle」は非常にパワフルで、ポップで、バラエティーに富んだ楽曲が詰め込まれた秀作です。弟ハワードが語る「このアルバムで目指したのは、ヴォーカルのしっかりした曲と、インストとしてしっかり作り込まれたクラブ・チューンの両方を必ず収録するということだった。また、色々なテンポの曲を作るということも大切にしたよ。50分間のハウス4つ打ちのみだと嫌気が差すと思ったんだよね(ライナーノーツからの抜粋)」はしっかりその通りの形で表現されています。特に多彩なゲストヴォーカリスト陣のお陰もあってか、とにかく飽きの来ない1枚に仕上がっています。ハウスや90年代のガラージ色が出ているのは、二人が音楽制作を始めたころに流行し始めたというダブ・ステップの影響をさかのぼって追求した結果だそう。聴いていて懐かしさを感じるメロディーラインもあり、様々な年代層のリスナーにアピールする作品と言えます。クラブ・ダンスミュージックは苦手というリスナーの方々にもお薦めしたいですね♪先入観なしに楽しんでいただきたい秀作です。



posted by lovemusic at 13:03| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

Parisienne Walkways

よもやこんな形で聴き直すことになるとは…(笑)「Parisienne Walkways」…「パリの散歩道」という邦題がつけられたこの曲はGary Moore(ゲイリー・ムーア)の代表曲のひとつ。1978年リリースのセカンドソロアルバム「Back on the Streets」に収録されており、UKチャートで8位を獲得した大ヒット曲です。この曲を最後に聴いたのが2011年。そう…3年前の今月6日、ゲイリーが旅行先のスペインで他界した(過去ログ:February 10, 2011)後にリリースされたベストアルバム「Gary Moore Memorial Collection」を購入した時でした。それがまさか…3年後にソチ五輪で金メダルを獲得した男子フィギュアスケート羽生結弦選手のショートプログラムのBGMとして使われるとは…!その時は誰も想像しなかったし、できなかったわけですから不思議なものです。彼はこの曲をバックに国際連盟公認の大会で史上初の100点超えを果たしました。ゲイリーが生きていたらさぞかしこの記録と快挙を喜んだことでしょうね。この曲はSkid Row(スキッド・ロウ)& Thin Lizzy(シン・リジー)時代からの盟友であり、アイルランドで育った同胞でもあるPhil Lynott(フィル・ライノット)との共作曲で、ボーカルはフィルがリードをとっています。とても良い曲ですが…私は羽生選手のような10代の若い方とのマッチングにどうも違和感があって(笑)「Parisienne Walkways」で聴けるゲイリーの泣きのギターは、彼のバラード系楽曲の多くで堪能できます。私はフィル・ライノットが亡くなった時に、彼の思い出に捧げたアルバム「Wild Frontier」に収録される「The Loner」とか、彼のキャリアを代表するアルバム「Still Got the Blues」のタイトルトラックあたりの方が好きなんですけどねー(笑)…ということで、前述の楽曲が楽しめるベストアルバム「Gary Moore Memorial Collection」、久々に聴きましたがお薦めの1枚です♪



posted by lovemusic at 13:09| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

Sophie Zelmani

ユーズドショップでみつけた懐かしい名前…Sophie Zelmani(ソフィー・セルマーニ)…スウェーデンのシンガーソングライターです。手にしたのは「1995-2005 A Decade of Dreams」。彼女が2005年にリリースしたベストアルバムです。私が彼女の作品に初めて触れたのは2000年の春だったと思います。1999年にリリースされたサードアルバム「Time to Kill」を購入したのがきっかけです。その後セルフタイトルのデビュー作の「Sophie Zelmani」と2004年リリースの「Love Affair」を購入するも…記憶に残るほど聴き込んではいません(汗)なので、懐かしさと新鮮さ、両方の気持ちを感じつつこのベストを聴きました。ソフィーの曲はダーク系が基調で、アコースティックなものが多いです。聴いていてハッピーな気分に浸れるものばかりではないし、ボーカルが前面に出るタイプではないのですが、メロディーが良いのと、曲によって彼女のその「主張しない歌声」が妙にはまるというか…(笑)年齢を感じさせないあどけなさの残る少女のような歌声が、なぜか耳について離れない…そんな感じです(笑)どちらかというと味で勝負する地味系アーティストなので、好きな方は好き…といった類に入ると思います。故にベストアルバムを聴いていてもベストと感じられないほど平坦で普通という印象を受けるかもしれません(笑)それでも「Always You」や「Going Home」といった良い曲が収録されています♪残念だったのは前述の「Time to Kill」で私が好きだった「Losing You」という曲はセレクトされていなかったこと(笑)でもこれは仕方ないですねー。「Time to Kill」以降、ソフィーのアルバムはこのベストを除き国内盤でリリースされたことがありません。ただ活動はコンスタントに継続していて、本作以降も2007年に「Memory Loves You」、2008年に「The Ocean and Me」2010年に「I'm the Rain」2011年に「Soul」と4枚のアルバムをドロップ。最新作「Going Home」が来る3月19日に発表となるようです。来年でデビュー20周年を迎えるソフィー・セルマーニ…かつては本国以上の人気を誇ったこの日本で巻き返しとなるのでしょうか!?楽しみです♪




posted by lovemusic at 09:35| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

Us and Us Only

某CDショップのディスカウント盤ワゴンにあったのを購入しました。2011年にリリースされた「Us and Us Only」のデラックスエディション…50%OFFでした(笑)本作はThe Charlatans(ザ・シャーラタンズ)が1999年に発表した作品です。なぜ本作を12年後にデラックスエディションとして発表したのかは…まったくわかりません。が、良いアルバムなので購入してしまいました(笑)本作がリリースされた1999年10月(日本盤は先行発売で9月)は、ちょうどマンハッタンで生活を始めた頃でした。その当時よく聴いたんです。久しぶりに鳴らしてみると、あの時の心境や空気感や…色々なことが思い出されました。そのくらい何度も何度も聴いた作品なんです。5作目となる「Tellin' Stories」でバンドは頂点を極めるのですが、そのあとの、6作目の作品として制作・リリースされたのがこの「Us and Us Only」でした。ザ・シャーラタンズはUKのギターロックバンドで、1990年に「Some Friendly」でデビュー。90年代のブリットポップを象徴するアイコニックなバンドのひとつであり、現在も活動を継続する数少ない生き残り組です。残念ながら昨年8月13日にオリジナルメンバーであったドラムスのJon Brookes(ジョン・ブルックス)が脳腫瘍により他界。ブルックスは2010年のツアー中にフィラデルフィアのライヴで倒れ、その後に脳腫瘍が判明。闘病治療を行うも帰らぬ人となってしまいました。バンドがメンバーを失うのは1996年に自動車事故で他界したキーボードのRob Collins(ロブ・コリンズ)に次いで2度目で、これにより2010年の「Who We Touch」に続くニューアルバムの制作は現在中断しています。さて…その「Us and Us Only」ですが、バンドのアルバムの中では最もソウルフルで60〜70年代色が強い作品と言えます。とにかく味わい深い曲が多いです。年月を重ねてから聴くと、尚のことそれを感じます。バンドのリードシンガーTim Burgess(ティム・バージェス)曰く、本作を制作中はThe Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)の1973年の作品「Goats Head Soup」をよく聴いたそうです。ご存じの通りこのアルバムにはストーンズの名曲「Angie」が収録されています。また60〜70年代のガールグループや女性シンガーの作品もよく聴いたそうです。ソウル系の作品が本作に与えた影響は大きいようで、なるほど、確かに!という感じです。私が本作で一番気に入っている曲はT3「Impossible」です。これは本当に超お薦めの素晴らしいナンバーです。その他にも7分25秒のシングルT1「Forever」やT4「The Blonde Waltz」そしてT6「My Beautiful Friend」など…本当に心に沁みます。是非聴いていただきたい1枚です♪


posted by lovemusic at 00:16| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

The Best of Buckcherry

Buckcherry(バックチェリー)のベストアルバム…ベストが出るんだ(笑)そんな思いで購入しました。実はアルバム…全部持っています(笑)でもブログでアップしたのは1回だけです(汗)良いハードロックを鳴らすバンドなんですよね。うん、メタルではなくてハードロック。本当に良いバンドです♪そんな彼らの代表曲12曲が収められた本作「The Best of Buckcherry」はバックチェリーというバンドを知るにはもってこいの1枚です♪最新作の「」も良かったですが、やはり私は復活作となった2005年の「15」と2008年の「Black Butterfly(過去ログ:November 18, 2008)」が一番好きかなぁ。前者はセールス面におけるバンドの金字塔です。後者はチャートアクションということでは最高傑作です。最多セレクションは当然「15」からで全4曲。2作目の「Time Bomb」と5作目の「All Night Long」のみ1曲ずつで、残る3作からは均等に2曲ずつという構成です。アートワークがベタにメンバーの写真というのは、彼らの過去の作品に1枚もそういったものがなかったことを考えると少し違和感がありますが…(笑)特に企画盤のような雰囲気なので、バックチェリーっぽくないですねー。Josh Todd(ジョシュ・トッド)の個性的な声と、ギターを前面に押し出したキャッチーなハードロックが持ち味のバンドです。私の中ではMötley Crüe(モトリー・クルー)とGuns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の中間を行くようなイメージです(笑)全米9位にランクされたバラード「Sorry」も収録されているバランスの良いベストアルバムです。お試しいただきたいです♪



posted by lovemusic at 09:04| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

Dr. Feelgood

Buckcherry(バックチェリー)のベストアルバムを聴いていたら、なんとなくMötley Crüe(モトリー・クルー)っぽさを感じて…2009年リリースのベストアルバム「Greatest Hits」を購入してしまいました(笑)今年か来年にツアーを行って解散…という話が出ているモトリー・クルーですが、私が彼らの作品で一番気に入っているのが1989年リリースの「Dr. Feelgood」です。このアルバムはBon Jovi(ボン・ジョヴィ)で言うなら1986年の「Slippery When Wet」と同じような意味を持つ作品で、バンドにとって初&唯一の全米ナンバーワンとなった金字塔的作品であり、ロック史における名盤のひとつであり、もちろん大ヒットアルバムでもあるのです。1985年の「Theatre of Pain」、1987年の「Girls, Girls, Girls」と、着実にスターの階段を上ってきたバンドはまさにロックンロールライフを体現していて、当時その私生活はハチャメチャだったようです。そして行き着いた先が1987年12月23日、Nikki Sixx(ニッキー・シックス)のヘロイン過剰摂取によるオーバードーズと臨死体験でした。奇跡的に一命をとりとめたニッキーはドラッグを絶ち、バンドメンバー全員がクリーンな状態で制作に臨んだのがこの「Dr. Feelgood」だったわけです。まずアルバム全体を通して言えるのがクオリティーの高さ。捨て曲は一切ありません!ロック、バラード共にバランス良く、ロックナンバーもハードでメタルっぽいものもあれば、キャッチーなポップロックもあり、こちらもバランスが良いのです。本作からは5枚のシングルがカットされ、2曲がトップテン、2曲がトップ30に入るヒットとなりました。ハードロック/へヴィメタル系のバンドとしては十分凄いと言える結果です。そして当然前述の「Greatest Hits」にもこの5曲は収録されていて、全収録曲の中で「Dr. Feelgood」からの曲は最多となっています。そんな素晴らしいアルバムを完全なシラフの状態で制作しておきながら…さすがはモトリー、天性のお騒がせゴシップバンドです(笑)この後リードシンガーのVince Neil(ヴィンス・ニール)を解雇してJohn Corabi(ジョン・コラビ)加入させてみたり、ドラムのTommy Lee(トミー・リー)が脱退し、その後復帰したり…メンバーも安定しませんし、ドラッグやアルコール他様々なゴシップが消えることはありませんでした。2004年から続くオリジナルメンバー再集結による現在の活動も10年を数え、いよいよ解散となるのか…それとも??とにかく今活躍するロックバンドが大きな影響を受けた「Dr. Feelgood」は必聴!リリースから四半世紀を経てもなお新しく感じる1枚です。




posted by lovemusic at 00:30| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

Shadow

Little Barrie(リトル・バーリー)の4作目「Shadow」は思っていたよりずっと渋い印象(悪く言えば地味でしょうか??)の作品でした。前作となる「King of the Waves」同様Edwyn Collins(エドウィン・コリンズ)を共同プロデューサーに迎えて制作された3年ぶりとなるこの新作は、今までとは異なり、いぶし銀のような楽曲がずらり。前作とは比較にならないほどブルーズ色の強い1枚になっています。ドラムのVirgil Howe(ヴァージル・ハウ)が加入したことにより安定したのか、バンド初となる同一メンバーでのレコーディングで、これがある意味チャレンジするという方向につながったのかもしれません。軸はぶれていないものの、かなりのイメージチェンジと言える音作りです。以前のリトル・バーリーっぽい曲は少なめで、私が意識できるだけだと2曲(笑)T3「Sworn In」とT6「Pauline」なのですが、私は好きですし、やはりこの類の音は聴いていて安心しますね(笑)アルバムは全13曲(国内盤はボーナストラック含め14曲)を収録。スロー・ミディアム・ファストと様々なテンポの曲がバランスよく配列されていて、メリハリはきいていると思います。私が本作で一番耳に残ったのはT10「Eyes Were Young」です。ベースの刻むリフとドラムのリズム、そしてギター&ボーカルの隙間に生じる適度な抜け感がなんだか良いのです(笑)ぎっちり詰まっていないというか、少しゆるい感じというか…くすぐられました(笑)本作の曲作りは2012年の春からスタートしたそうです。中心人物のBarrie Cadogan(バーリー・カドガン)はPrimal Scream(プライマル・スクリーム)のギターリストとしても活動しているため、その多忙なスケジュールを縫って大まかにまとめたアイデアやデモをスタジオに持ち込み、あとは方向性を決めずに3人でセッションを繰り返しながら形にしていったそうです。またカドガンはセッションミュージシャンとしてもMorrissey(モリッシー)やPaul Weller(ポール・ウェラー)、Saint Etienne(セイント・エティエンヌ)、Spiritualized(スピリチュアライズド)、The Chemical Brothers(ザ・ケミカル・ブラザーズ)といったそうそうたるミュージシャン&バンドに関わってきているギターリストですから、そこで吸収した何かがアルバムに反映されていて然りです。渋い作品ですが、その分味わいも深いです。万人受けするようなキャッチーなナンバーはほぼ皆無なためリスナーを選ぶかもしれませんが、ブルーズロック好きな方にはお薦めですね。


posted by lovemusic at 12:06| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

Still Awake

CDショップの在庫品処分ラックで見つけた290円の作品…「Still Awake」…2010年にリリースされたAleksander With(アレクサンダー・ウィズ)のセカンドアルバムです。彼の名前を聞いてピンとくるリスナーは今や少ないでしょうね。ウィズは2007年に「Coming Home」でメジャーデビューした当時弱冠20歳のシンガーソングライターです。日本でも注目を浴びましたし、アルバムもそこそこヒットしたはず。私もかなり入れ込んでおり、その頃のブログ(過去ログ:August 05, 2007)でも取り上げています(笑)実はセカンドアルバムのリリースも知っていましたし、店頭試聴もしました。ところが…ピンと来なかったんですね。購入せずに終わっていました。そして見つけたのが在庫処分品としてのインポート盤。「どんなんだったっけ…」と思い、安価なことから購入して聴いてみたのですが…あれっ?と驚くくらい良くてはまりました(汗)ここ2週間ほどよくリピートしています♪時々ブログにも書くのですが、私の場合、音楽はその時のムードや環境・状況によって良く聴こえたりそうでもなかったりすることがあります。特に試聴の時にそれが出ると、良い作品を逃してこんなことになったりすることが時々あるのです。ウィズの「Still Awake」もそんな1枚でした。確かにデビュー作ほどのインパクトはありません。ファーストと大きく違い、ピアノを前面に押し出す楽曲が減って、ギターオリエンテッドな作風になったことも大きな変化と言えます。ですからピアノベースを期待したリスナーは当時物足りなさを感じたかもしれませんし、熱が冷めた後の作品ですから注目度もそれほどではなかったかもしれない。でもこうして今改めて聴いてみると、実に味わい深い作品であることがわかります。全10曲の収録曲に捨て曲は見当たりません。北欧ノルウェー出身ということではないでしょうけれど、メロディアスで抒情的な楽曲が多く、物悲しいナンバーもあれば明るくポップなものもあり、バランスが良いです。ウィズの歌唱力やメロディーセンスが活きるのはファーストに収録されていたヒット曲「The Other Side」のような少し物悲しい曲のように思いますが…。タイトルトラックのT1「Still Awake」や、シングルカットされたT2「What’s The Story」&T3「Worth It」も良い曲です。私が気に入っているのはラストナンバーのT10「My Home Is Where You Are」やもの悲しくも美しいピアノベースのバラードT9「Too Late」、ギターオリエンテッドなロックナンバーT8「Berlin」、そして前述の「Still Awake」と「What’s The Story」の5曲です。2012年にはセルフタイトルのサードも出ているようなのですが、ダウンロードでないとちょっと入手が難しそうです。でもこれも試してみたいです♪グローバルということではその名を聞くことがなくなったミュージシャンですが、忘れてはいけません。本作、是非聴いていただきたい1枚です♪




posted by lovemusic at 12:22| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする