2014年09月01日

Prologue to History

Prologue2History_MSP_AUG1998.jpg昨日話題にしたSelect誌はイギリスの音楽誌で、2001年1月号を最後に廃刊しているようです。私が手にした付属CDは「Bangin' Summer Extravaganza」というタイトルで、略称「BSE」そして牛の写真がアートワーク…イギリスらしいと言えばそうなのかもしれませんが、お世辞にも趣味が良いとは言えません。ただ、「Raymond's Shop」もそうでしたが、選曲のセンスはとても良かったです(笑)このCDで知ったもう一つの名曲があります。それがManic Street Preachers(マニック・ストリート・プリーチャーズ)の「Prologue to History」でした。私がマニックスを初めて聴いたのが1998年。彼らの作品の中で1番売れた、まさに金字塔と言える5作目「This Is My Truth Tell Me Yours」がそのアルバムです。同作の先行カット「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」のBサイドに収録されていたのがこの「Prologue to History」なのですが、当時アルバム中心の購買をしていた私にそのことを知る術はなく…。そんな中で偶然手にしたSelect誌の付属CDに入っていたこの曲を聴いて、初めてマニックスを良いと感じたのです!「This Is My Truth Tell Me Yours」は良い作品でしたが、すごくコンテンポラリーなアルバムで、どう判断して良いか…という1枚でした。すごく売れたアルバムですけどね(笑)私が好きなのはロックしているマニックスです。そのイメージをドンと示してくれたのがこの「Prologue to History」なんです。疾走感のあるピアノの旋律にのって展開する、背筋がピシッと伸びるようなロック…「This Is My Truth Tell Me Yours」アルバムに入らなかったのは確かにその通りなんですが、本当に良い曲です。「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」にはもう1曲「Montana/Autumn/78」という素晴らしい曲が収録されています。このシングルは買いでしたね!マニックスはこうでなきゃ!私にとってはそういう曲です♪


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2014年08月31日

Raymond's Shop

MoreLifeInATrampsVest_Stereophonics_May1997.jpg私が初めてStereophonics(ステレオフォニックス)のアルバムを聴いたのが1999年。当時タイムズスクエアにあったVirgin Megastoreで購入した彼らのセカンドアルバム「Performance and Cocktails」がそれです。そういえば、Virgin MegastoreはForever 21になっちゃったらしいですね…。時代の流れとは言え淋しい限りです…。さて、そのアルバムでステレオフォニックスを気に入った私は、当然ファースト「Word Gets Around」にも手を出します。当時のステレオフォニックスはシンプルでストレートなギターロックを鳴らすバンドで、大好きなUKロックグループのひとつでした。そんな中で、たまたま購入した1999年6月のSelect誌に付属でついていたCDに収録されていたのが「Raymond's Shop」でした。この曲は前述のファーストアルバムからのセカンドカット「More Life in a Tramps Vest」のBサイドとしてリリースされた曲で、本編には収録がありません。でも…すごく良い曲なんです♪一回聴いてガツーンと来ました。歌詞はまぁ…ねぇ…というところですが(笑)メロディーが素晴らしいです。詞は、昔よく行ったレイモンドのお店をテーマに、ちょっとシニカルで危ないストーリーが展開される、まぁステレオフォニックスの詩には時々出てくるタイプです。ステレオフォニックスの曲で私のフェイバリットということではトップ10に入る1曲です。今回水泳の大会で音楽を選ぶ際にも候補のひとつにしていて、久しぶりに聴いて改めて良い曲だなぁ…と思ったのでブログに取り上げてみました。でもリリースは1997年5月ですから…もう17年前の曲なんですよね〜(汗)やはり時の流れを感じます。そしてもう8月が終わります…。

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2014年08月30日

Multiply

Multiply_EdSheeran_2014.jpgEd Sheeran(エド・シーラン)が待望のセカンドアルバムを届けてくれました♪タイトルは「X(マルチプライ)」です。ファーストが「+(プラス)」だったので、サード以降が楽しみになるタイトルですね(笑)さて、内容は前作にも増して素晴らしいです。国内盤は17曲収録で、曲数という意味では少し盛りだくさんな感じがありますが、聴いていてダラダラになるようなことはないです(笑)さすがUKチャートで8週連続ナンバーワンをキープしただけある作品です。どの曲もとてもクオリティーが高いです♪本作からはシーランにとって初のUKチャート1位に輝いたシングルが誕生しています。T3「Sing」がそれですが、この曲には今や音楽シーンにおいて注目の的となっているPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)が共作者としてクレジットされており、彼が弾いたリフから発展して完成された曲だそう。ファレルとはT9「Runaway」も共作し、ファレル自身がこの2曲をプロデュースしています。そしてプロデューサーと言えばファレルだけではなく、デビュー作の制作に携わったJake Gosling(ジェイク・ゴスリング)や敏腕プロデューサーのRick Rubin(リック・ルービン)をはじめ、複数起用しています。だからなのか、アルバムの各楽曲はとても個性的で、それぞれが異なるサウンドで、バラエティーに富んでいて…曲数が多いのに飽きないのはこのあたりも影響しているのかもしれません。どの曲も素晴らしいのですが、私はT1「One」からT5「Nina」までが流れも含めて好きなのと、T8「Tenerife Sea」やT10「The Man」T11「Thinking Out Loud」T15「Even My Dad Does Sometimes」などがグッときました♪前作以上にお薦めな「X」は、是非お試しいただきたいアルバムです!


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2014年08月24日

Earth Wind & Fire Remix

EW&F_REMIX_SoulSource_2002.jpg今夏の出身校主催水泳大会向けに音楽を担当した際、実に色々な過去の音源を聴き直したのですが、その中の一枚にリミックス作品がありました。それが2002年にソニーミュージックエンターテインメントからリリースされた「Earth Wind & Fire Remix」です。これはプロデューサーでありDJの箭内健一氏によるプロジェクト「Soul Source Production」名義のアルバムなのですが、今聴いてもとても新鮮というか(笑)とっても素晴らしい1枚なんです♪クラシックなナンバーが12曲並ぶ本作を邪道と思う方もいるかもしれませんが、リミックス作品はある種カバーと同じで、また違った聴き方ができるのも事実。個人的にはDJのJin Asakusaによる「Shining Star (Samba Remix)」やDanny Krivit(ダニー・クリヴィット)がさらに手を加えた「September ’99 (Re-Edit)」それにMasters at Work(マスターズ・アット・ワーク)が手掛けた「Can’t Hide Love (Masters Album Mix)」などはとても興味深く聴けましたし、好きにもなりました。もう10年以上前のリミックス作品ですが、今聴いてもそん色ない1枚ですし、夏にはピッタリな楽曲満載なので、是非一度お試しいただきたいと思います。


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2014年08月17日

One Ok Rock

OneOkRock_201303.jpg1週間ほど前、ネットでニュースを眺めていたら『ジャニーズ「NEWS」を辞めてよかった?森進一長男のバンド「ワンオク」に世界が熱狂中』というキャッチが目に入りました。興味をひかれて読んでみると…その記事には日本のロックバンドOne Ok Rock(ワンオクロック)のことが紹介されていました。興味がなかったせいか、NEWSのことは記憶の片隅にかすかに残っている程度でしたし、森夫妻の子供という部分に至ってはまったく…(笑)でもその記事を読んでワンオクロックというバンドに興味を持ったのは事実。特に引っかかったのがYoutubeで動画を見た海外の音楽ファンが付いているということや、曲調やボーカル、英語の発音などが日本人とは思えない…といったコメントでした。気になって、その記事に視聴回数が2,700万回を超えると出ていた「The Beginning」を数日前に試しました。そして昨日、昨年3月リリースされた現時点での最新作「人生×僕=」を手にしていました(笑)併せて最新シングル「Mighty Long Fall/Decision」も購入しました(汗)両方ともまだしっかり聴けていませんが、「The Beginning」と「Mighty Long Fall」は既に何度かリピートしました。とても良い曲です。曲調はエモーショナルパンクですね。イメージとしてはHoobastank(フーバスタンク)やLinkin Park(リンキン・パーク)、Fall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ)あたりをゴチャッと混ぜて、程よく割った感じ。リードシンガーでメインコンポーザーの森夫妻長男、Takaこと森田貴寛のボーカルは声量含め素晴らしいです。発音もとても良いし、日本語も英語っぽく歌うから、余計に違和感なくすっと入ってくるんだと思いました。本当に世界を狙えてしまうかもしれないですね、このバンド。いつも午後1時にスタジオ入りしていたので1 O’clock(ワンオクロック)= One Ok Rock…なるほど(笑)2005年のデビューから数えて9年、ブレイクスルーの瞬間です♪


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2014年08月10日

Supermodel

Supermodel_FosterThePeople_2014.jpg遅まきながらFoster The People(フォスター・ザ・ピープル:以下FTP)のセカンドアルバム「Supermodel」を購入しました。なかなかユーズドが出ず、リリース後4か月経ってやっと…という感じです。さて…その本作、聴き終えて思うのは、なんとなく「もったいないなぁ…」と。すごく良いメロディーラインを持つ楽曲が多いのに、歌詞が…重たいというか何というか…。確かにデビュー作の頃からわかりやすい詞を歌ってきたFTPではないけれど、曲としてのバランスは保たれていたというのが私の印象です。が…本作はどうも塩梅が悪い…。メロディーはアルバムタイトルとコンセプトに合ってると思うのですが、詞はそうでない気がします。制作開始の地がモロッコだったことが何かに影響しているのでしょうか…??な〜んだかしっくりきません。こんなに素敵なキャッチーなメロディーを書けるのに…という感じです。シングルカットもちぐはぐな印象です。本作からは現在のところT3「Coming of Age」T5「Pseudologia Fantastica」T7「Best Friend」という順で3曲カットされていますが…なぜT5?とか、この3曲をカットすると決めていたのなら、なぜこの順序?というのもとても疑問を感じます。故にもったいないと感じるのです。メロディーだけなら後半1/3以外はかなり良いと思うのですが、やはり歌詞が邪魔します。デビュー作からの大ヒットシングル「Pumped Up Kicks(過去ログ:2012/01/12)」のイメージで聴くと少し違う印象を受けるでしょう。メロディーという観点から選ぶなら私はT2「Ask Yourself」T3「Coming of Age」T4「Nevermind」T7「Best Friend」あたりが好きで、その中でも特にT4「Nevermind」が気に入っています。シングル向きの曲という意味では薄いアルバムですが、コマーシャルなメロディーを持つ曲は少なくないので、もう少し歌詞とのバランスを取って欲しかった気がします。アートワークはグレードアップしました♪


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2014年08月02日

Music for Sports Game

スポーツの試合と音楽は今や切っても切り離せないものとなっています。8月に毎年恒例の水泳の試合が行われるのですが、今年は母校が会場となるため、OBは何らかのサポートを強いられます。私が請け負ったのが音楽の部分。決勝レースの選手入場用に30〜60秒程度の音楽を45曲、表彰時に流せる3分程度の曲を4曲…それぞれ選ばなければいけません(笑)これがなかなか大変な作業です。イントロからそのまま流せるものは良いのですが、そうでないものはどこかをつまむことになります。そう、それこそテレビCMと同じノリです(汗)久しぶりにあれこれ引っ張り出しては聴き、iPodに落としては通勤時に、夜遅い時間帯の仕事中にBGMとして…とにかくこの2週間は聴きまくりました。そんなこともあって、ブログでご紹介する音楽を聴き込むのは少しお休み(笑)かなり集中して作業をしました。取りあえず80曲ほど候補を立てました。どこをつまむのかを時間を計りながら…曲を絞り込んで…なんとなく目途は立ってきました。が、このあと最終の仕上げをしないといけません。表彰用の曲は頭から流しっぱなしにできるので、サビやブリッジも含めて一通り流すことができます。故に選曲に関してはある意味楽です。ただ、レースの方はというと…制限時間があるのと、どこに盛り上がりを持ってくるのかがとても重要なので、これが難しい(笑)世代を超えた鉄板ソング…最近のヒット曲…色々と悩みます。しかも私の場合は選曲がほぼ洋楽一本になるため、今の若い選手に合うのかどうか…。洋楽市場は縮小の一途!?のような気もするので心配です。全体的にダンスミュージック&ハードロックが多くなってしまいました(笑)表彰用として考えている中にOasis(オアシス)の「Whatever」があります。大好きという曲ではなかったのですが…シチュエーションによってとってもフィットするんだと改めて感じました。その他にも多くの曲を今までとは違った観点で聴けて新鮮でした♪

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2014年07月26日

Goldrushed

Goldrushed_TheRoyalConcept_2014.jpg満を持して…というところでしょうか。The Royal Concept(ザ・ロイヤル・コンセプト)のグローバルデビュー作「Goldrushed」が5月にドロップされました。本国スウェーデンでは昨年9月のリリースですから、約7か月を経てのお目見えとなったわけですね。先週アップした同郷の大先輩であるABBA(アバ)の世界デビューからほぼ40年後に、こんなにユニークなバンドが世界デビューを飾るとは…という感じです(笑)私がバンドの存在と音楽を知ったのは2012年でした。某CDストアでたまたまEPを見かけて試聴。気に入って購入し、ブログにもアップしました(過去ログ:2012/11/11)。その後しばらくは新しい音を聴くこともなく時間が過ぎ…今年3月になって店頭で新作「Royal Ep(過去ログ:2014/03/24)」を見かけて購入。その時のブログにも書いたのですが、そのタイミングでデビュー作がリリースされている事実と日本盤が出ることを知ったのです。この「Goldrushed」は2週ほど前に購入して聴いたのですが…まったく新鮮味がありませんでした(笑)それは…16曲中10曲を既に聴いていたからです(汗)国内盤は本編11曲+ボーナストラック5曲で構成されているのですが、そのうちの10曲が私の購入した2枚のEPに収録されています。ただ、内容は良いです。聴いたことがある曲ばかりだから新鮮さを感じないだけで、内容はとても良いのです♪本編で初めて聴くナンバーということで言えばT5「Cabin Down Below」が一番のお気に入りです。この曲が面白いのは間奏のサックスソロです。なんとKenny G(ケニーG)が吹いてるんです(笑)その他の3曲ではT7「Busy Busy」やT10「Tonight」が良かったですね♪既発楽曲のボーナストラックは秀逸なものをピックしているようで、T12「Damn!」とT16「Someday」は初でしたが、これらも気に入りました。お薦めはT4「Radio」T13「Naked & Dumb」そしてT14「Gimme Twice」です。過去のマテリアルを中心に強力なデビュー作を作り上げたザ・ロイヤル・コンセプトの実力&真価が問われるセカンドが今から楽しみです♪



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2014年07月20日

ABBA 40/40

ABBA_4040_2014.jpg時代は巡るんだなぁと、聴き直して痛感します。「今年4月6日の世界デビュー40周年を記念して日本独自のベストアルバムがリリースされる」というニュースをネットで見て以来、特に意識をすることもなく日々は過ぎ…。3月にリリースされていたABBA(アバ)の「40/40」をユーズドで入手しました。ファンによる選曲&投票で決まった40曲には、過去のベストでは馴染のない曲も含まれています。2枚のディスク収められているその40曲を聴いて、改めて曲の良さに圧倒されつつ感じるのは冒頭の一言です。「Dancing Queen」の世界的ヒットでピークを迎え、1982年の解散前後は人気にも陰りが出て…。一時期はリスナーに飽きられ、ある意味で聴いていると馬鹿にされるような存在だったアバのヒット曲。それが90年代に再度火が付き「ABBA GOLD」がリリースされて大ヒット。1999年に初回がスタートしたミュージカル「Mamma Mia!」は2000年代に入ってもロングランの大ヒット。日本語をはじめ世界14か国語のバージョンが生まれ、世界的なムーブメントになり、映画化もされたのはご存じの通りです。今の日本の歌謡曲人気の再燃とも重なる点があると思うのですが、アバの楽曲の魅力は覚えやすいメロディアスな歌にあると思うのです。歌詞も詰め込みすぎではないし、時代が変わろうとも、すべての世代に馴染む普遍性を持つメロディーが変わらぬ人気の理由なのではないかと、私はそう感じています。40曲のベストアルバムを出せるアーティスト・グループもそう多くないですが、やはり驚くべきはその質の高さです。数曲のヒット曲と聴いたこともない楽曲群ではなく、ヒット曲だらけ…もしくは馴染の薄い曲ですら耳に心地良く響く…そんな内容です。全曲聴いて楽しめるベストアルバムを出せるというのは本当に優れていることの証です。世代によって感じ方や響くところは異なるのだろうと思いますが、これからも時代を超えて聴き継がれていく音楽のひとつであることは間違いないでしょう。アバ、本当に素晴らしいです。



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2014年07月13日

Ads on WSJ by UTC

その昔…私が会社を辞めて単身渡米する際に、私の友人が餞別でくれた1冊の本があります。MBAを目指して語学留学からスタート…今振り返ればずいぶんと無謀なことをしたものです(笑)その当時の私の志に共感してくれたその友人がくれたのが、学生社から出ている「アメリカの心」という書籍です。アメリカのユナイテッド・テクノロジーズ社(United Technologies Corporation: UTC)がウォール・ストリート・ジャーナル紙(Wall Street Journal: WSJ)に1979年から掲載したユニークな企業広告の中から、厳選された75を収録した1冊。その日本語版です。UTCは企業認知を進めるに際して、製品紹介や経営理念、企業データ等を説明するという一般的な方法を採らず、人の一般的な人生を語る…という手法を採りました。言葉・メッセージをWSJ紙の紙面を通して発信し、人々の共感を呼ぶことでその認知度を高めたのです。そしていかにもアメリカらしい発想の数多くのメッセージが人の心をつかんでいきました。私は今、大げさな言い方をすると企業再生のような仕事に関わっています。働く人たちのマインドを変えるにはどうすれば良いのか…日々悩みながら仕事をしています。そんな時にふっと…アメリカで学んでいたあの頃の自分の志を思い出して、そうしたらこの本のことを思い出して…(笑)久しぶりに再び手に取ったのです。その当時の私が一番気に入っていたのは1981年6月にWSJに掲載されたというこの広告でした。

Aim So High You'll Never Be Bored
望みが高ければ退屈しない

The greatest waste of our natural resources is the number of people who never achieve their potential.
私たちの天然資源の中で最大の無駄は自分の可能性を使い切れないでいるたくさんの人たちだ。
Get out of that slow lane.
今すぐその低速レーンから降りろ。
Shift into that fast lane.
あの高速レーンに乗り換えるのだ。
If you think you can't, you won't.
君がもしそれを無理と思えば君はそれをしないだろう。
If you think you can, there's a good chance you will.
もし出来ると思ったら、君がそうするチャンスは多い。
Even making the effort will make you feel like a new person.
やってみようとがんばるだけでも君は新しい人間になったような気分になるはずだ。
Reputations are made by searching for things that can't be done and doing them.
名声は出来そうもないことを探し出してやってみるその時に生まれるものだ。
Aim low: boring.
低い望み 退屈至極。
Aim high: soaring.
高い望み 壮快至極。

訳は書籍にある原文通りにつけてあります。もう少し言い方を変えれば伝わりやすいかなと思う部分もありますが…まぁ、それはそれ(笑)私の勤める会社の一部のメンバーに欠けているのは危機感なのかもしれません。秋に会社の全体会議があるのですが、この言葉を持ち出してみるのも良いかもしれませんね(笑)
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2014年07月12日

Turn Blue

TheBlackKeys_TurnBlue_2014.jpg大ヒットした7作目「El Camino(過去ログ:2012/02/11)」から約2年半、The Black Keys(ザ・ブラック・キーズ)が新作「Turn Blue」をリリースしました♪1聴目は「なんだか地味」という印象でしたが、何度か聴くうちにじんわり沁みてきました(笑)彼らの魅力的なメロディーライン…よく言うところの「○○節」というのを堪能できます♪シングルカットされた2曲のうちT4「Fever」はちょっとサイケなファンキーチューンだから良いとして、タイトルトラックで地味なT3「Turn Blue」をセカンドカットにしたのはなぜでしょう??アルバム収録曲が全体的に地味だから…ということはあると思いますが、それでも初期段階にできあがっていたというT11「Gotta Get Away」なんてシンプルなロックンロールでシングルに向きと思うんですが(笑)ちなみに「Fever」はイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」を思わせて、なんだか笑いました。ザ・ブラック・キーズは5作目の「Attack & Release」以来ずっとDanger Mouse(デンジャー・マウス)と一緒に仕事をしており、「Turn Blue」も彼との共同プロデュース作品となっています。そして彼が制作にかかわるようになって以来セールスは上昇し、着実にアルバムチャートの順位も上がっています。ちなみに本作はザ・ブラック・キーズにとって初の全米ナンバー1アルバムで、リリースのタイミングが同じだったMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の「Xscape(過去ログ:2014/0615)」を押さえての1位獲得となりました。また「Turn Blue」はカナダやオーストラリアでも1位を獲得しており、UKの2位を筆頭にヨーロッパの多くの国でもトップ10に入るヒットを記録しています。捨て曲はゼロの好盤です♪私が一番気に入った曲は初期段階でできたというT8「Waiting on Words」です♪その他にはT1「Weight of Love」や前述のT3「Fever」& T11「Gotta Get Away」そしてT7「It's Up to You Now」です♪この曲、ギターのメロディーラインがなんとなくSuede(スウェード)の「Indian Strings(1999年の「Head Music(過去ログ:2007/02/24)」収録)」に似ていてニヤリ(笑)とにかくお薦めの1枚です♪

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2014年07月06日

Used CD shops in Kichijoji

またひとつ、吉祥寺の優良なユーズドショップが閉店しました。サンロードにあったatmosphere(アトモスフィア)というお店です。ほぼ毎週通っていたのですが、ある週の週末に行ったら開いていなくて…その翌週に行ったら違うお店に変わってました。CDの時代は終わったと言われて久しいですが、通っていたお店がなくなるのはとても寂しいです。吉祥寺を拠点に生活するようになってはや14年。この間に4つの店舗が閉店しました。これで個人経営のお店はすべてなくなり、残るはdiskunion(ディスクユニオン)、rare(レア)、BOOKOFF(ブックオフ)、COCONUTS DISK(ココナツディスク)、DORAMA(ドラマ)と言ったチェーン店だけです。商品の入れ替わりを考えるとこの中で定期的に覗く価値があるのはディスクユニオンだけですね…。昔はBanana Records(バナナレコード)やRECOfan(レコファン)もあったし、中道通りにもお店がありました。名前は忘れてしまいましたが…(汗)また、現存のお店も品揃えが良く、入れ替わりもあったので、毎週覗いても常に何か新しいものが見つかる状況でした。音楽が配信と曲単位の切り売りの時代に入り、人が「アルバム」を聴かなくなってしまったことに大きな悲しみを感じます。アルバムはアートワークを含めて一つの作品なのですから。新譜を売るお店も縮小傾向です。新星堂も小さくなりましたし、パルコの地下にあったHMVも吉祥寺から撤退していきました。純粋に新品のみを取り扱う、行く価値のあるお店ということではTower Records(タワーレコード)を残すのみです。ユーズドで掘り出し物を見つける楽しみは、もう吉祥寺にはありません。色々なものが散らばっている環境に行かないと、なかなか新しい発見はできません。出会いもありません。その意味でレコードストアというのはとても大切だと思うのですが…吉祥寺はもはや音楽ファンが楽しめる街ではなくなってきています。残念ですね。
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2014年07月05日

All’s Well That Ends Well

SteveLukather_2010.jpg本家のTOTO(トト)に興味はありますが、ソロアーティストとしてのSteve Lukather(スティーヴ・ルカサー)にはあまり興味がありませんでした。故にTOTOのアルバムは聴くものの、彼のソロには一切手を出してきませんでした。そんな私が初めて、しかもごく最近手にしたのが、「All's Well That Ends Well」というアルバムです。2010年10月にリリースされたスティーヴ6作目の作品です。本作は現時点で唯一TOTOが活動していなかった時期に制作されたアルバムです。TOTOは2008年6月に正式に解散を表明し、2010年2月に再結成を発表しているのですが、そもそもこの再結成は筋委縮性側索硬化症という難病と闘うバンドメンバー、Mike Porcaro(マイク・ポーカロ)を支援することが目的でした。結局そのまま現在に至るまで活動は続いているわけですが…。さて、私がスティーヴのソロ作に目を向けたきっかけは、今年リリースされたTOTOの映像作品「Live in Poland(過去ログ:2014/4/19)」でした。この映像作品はネットで検索している際に偶然見つけ、そのリリースを知ったのですが、実はその時にスティーヴのソロ作品についても情報としては見ていました。そんな中で本作「All's Well That Ends Well」はTOTOサウンドに近いと評されていたこともあって興味を持ったのです。過去に聴いた彼のソロ楽曲数曲はたまたまだったのかギターが前面に出たハードロック系。TOTOとは違うタイプの系統だったこともあって、色々聴きもしないのに彼のソロ楽曲はすべてそんなトーン…というイメージを持っていました。少なくともそれらの楽曲にTOTOのような魅力は感じませんでしたし、音楽性という点においてTOTOの名前を引き合いに出した宣伝文句を見かけた記憶がありませんでした。そんなこともありTOTOには興味があった私は本作に食いついたわけです(笑) 「Live in Poland」の素晴らしさが購入を後押ししました。内容はとても良かったです。ユーズドでの入手でしたが、定価で購入してもOKと思えたくらいでした(笑)確かにT1「Darkness In My World」はTOTOの「Turn Back」期の楽曲を思わせるし、T2「On My Way Home」はスティーヴが敬愛するSteely Dan(スティーリー・ダン)を彷彿とさせます。更にはT7「You'll Remember」には「Fahrenheit」期の雰囲気を感じます。その他にもそこかしこにTOTOっぽいメロディーラインを感じることができて、なるほど…と、ライナーノーツを読んでいて妙に納得(笑)全体的に80年代サウンドをイメージできることが聴いていて「あの頃のTOTOらしさ」を感じるところにつながるのかもしれません。近年のTOTOの作品よりある意味TOTOらしいのかも。そんな風に感じた1枚でした♪私のフェイバリットはT5「Flash In The Pan」です。あまりTOTOっぽくないんですが…(笑)

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2014年06月29日

The Latest Remastered Albums from Led Zeppelin

LedZeppelinII_Remastered_2014.jpgリマスター盤というのは音楽ファンの心理をくすぐる実にうまいビジネスだと思います。特に近年では手を変え品を変え、ついつい購入してしまうような企画や商品構成でリリースされます(笑)さて、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)が…いえ、正確にはJimmy Page(ジミー・ペイジ)が、ですね(笑)彼が何度目かになるレッド・ツェッペリンのリマスター盤を制作&リリースしました。それもファーストからサードまでの3作品だけです。当然それだけであれば話題になるわけもなく…(笑)今回の目玉は「コンパニオンオーディオ」と呼ばれる音源です。ファーストには完全未発表のライヴ音源、セカンドにはレコーディングセッションからの別バージョンや未発表曲を、サードにはアルバム制作過程を感じさせるアウトテイクや未発表&カバー曲を収録するという…なんとも心憎い?ずるい?企画がボーナスディスク仕様で「コンパニオンオーディオ」という名前で付属しているのです。私はこれに負けて性懲りもなくまた購入してしまいました(笑)ファーストアルバムの「コンパニオンオーディオ」は1969年10月10日、パリのオリンピアシアターでのライヴの音源が収録されているのですが、興味深いのが、リリースを2週間後に控えたセカンドアルバムから「Heartbreaker」と「Moby Dick」の2曲が披露されているということ。セカンドアルバムの未完成&別バージョンや未発表曲に関しては大きな驚きはないもののとても興味深く、ファンにとっては聴く&保有するに値するリアルなマテリアルだと思います。「Whole Lotta Love」というタイトルも「Wanna whole lotta love」という詞もなかった頃の「Whole Lotta Love」なんて本当に興味深いです。曲がここまでできあがっているのにその部分だけがない(笑)そしてそれが入ることによってこの曲がものすごく力強いものになったことが改めて強く印象付けられました。実は私はインポートをネットで予約購入したため、ようやく数日前にファーストとセカンドを手にして、これらの音源を耳にしたばかりです。サードは7月に入ってからのデリバリーとなるため、今はまだ待ちの状態で聴けていません(汗)本編も久しぶりに通して聴きました。ここ何年かはベストアルバムこそ聴くものの、個々のアルバムを通して聴くことはありませんでした。その意味でもこうして数枚を同時にリリースというのは良いかもしれません。コアなツェッペリンのファンやロックファン向けのリイシューだと思います。


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2014年06月28日

Blood Orange

BloodOrange_CupidDeluxe_2013.jpg奇妙というか…正直…気持ちが悪いと言って良いアートワーク…確かに印象的ではありました。たまたま雑誌のレビューで評価が高かったこともあって、取りあえず店頭で聴いてみたら「あれ?結構いい感じ!」となりネットで購入しました(笑)その後いろいろ調べてみてビックリ!なんとBlood Orange(ブラッド・オレンジ)はLightspeed Champion(ライトスピード・チャンピオン)ことDevonté Hynes(デヴォンテ・ハインズ)の新プロジェクト名義だったんですね!実はライトスピード・チャンピオンのアルバムは2枚とも持っていて、1枚目は本ブログでも取り上げました(過去ログ:2008/04/01)。今回私が購入したのはブラッド・オレンジとしては2作目となる「Cupid Deluxe」です。ブラッド・オレンジはエレクトロニカにフォーカスしたプロジェクトで、デヴは2009年11月頃からこの名義で活動を始めていたようです。ブラッド・オレンジとしてのデビュー作「Coastal Grooves」は2011年8月のリリースですが、ライトスピード・チャンピオンとしてのセカンド「Life Is Sweet! Nice to Meet You」を2010年2月にリリースする前から既にブラッド・オレンジとしてライヴを行っていたというのはとても興味深いですね。残念ながら玄人受けはするようですが、一般大衆からの支持はまだまだなようで、ライトスピード・チャンピオンとしてのデビュー作「Falling Off the Lavender Bridge」こそチャートで45位まで行ったものの、それ以降の3枚はすべて100位圏外です…(汗)それでも良い曲作るんですよね〜。私は気に入っています。デヴ曰く本作はニューヨークシティーにインスパイアされたのだそう。そんなこともあるのかなぁ…なんだかいい感じで聴ける1作なのです♪T2「You're Not Good Enough」T3「Uncle ACE」T5「It Is What It Is」T8「Always Let U Down」T9「On The Line」あたりが気に入っています♪「Always Let U Down」はMansun(マンサン)が2000年にリリースしたサードアルバム「Little Kix」からのファーストカット「I Can Only Disappoint U」のカバーです。選曲のセンスも光りますね♪


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2014年06月22日

Sam Smith

SamSmith_InTheLonelyHour_2014.jpg1992年、ロンドン生まれの22歳、今注目のアーティスト…そう呼んでいいと思います♪Sam Smith(サム・スミス)のデビュー作「In the Lonely Hour」は店頭で試聴した時にビビッときました(笑)頭の3曲、T1「Money on My Mind」T2「Good Thing」T3「Stay with Me」を聴いてすぐに買おうと思いました。それもそのはず、「Money on My Mind」と「Stay with Me」は共にUKシングルチャートで1位を記録しているのです。聴いて「良い曲だ!」となるわけです。本デビュー作も当然というか、UKで1位を獲得しています。サム・スミスが注目を集めるようになったのは、2012年10月にリリースされたDisclosure(ディスクロージャー:過去ログ:2014/02/16)のブレイクチューン「Latch」にフィーチャリングされたことがきっかけでした。その翌年、2013年の2月に彼はT10「Lay Me Down」をデビュー&本作のリードシングルとしてリリースします。この曲はUKチャート46位で終わるのですが、Naughty Boy(ノーティー・ボーイ)が同年5月にリリースした「La La La」がUKチャート1位を獲得して大ヒット!ボーカルで参加していたサムは再び脚光を浴びることになります。そして今年2月…満を持して、アルバムからのセカンドカットとなるT1「Money on My Mind」をリリースし、これが全英で1位を獲得するのです。続くサードカットT3「Stay with Me」は「Money on My Mind」以上のヒットとなり、その勢いで5月26日にリリースされたデビュー作「In the Lonely Hour」は当然の1位!素晴らしい流れです。「Money on My Mind」と「Stay with Me」は趣が異なるチューンです。前者はクラブミュージック系のサウンドで、Moby(モービー)の「18」で聴けるようなピアノのメロディーにサビのサムのハイトーンボイスが印象的なR&Bベースのブレイクビーツ。後者は聴かせるR&Bバラードです。「Latch」や「La La La」の印象が強いと、前者のイメージで後者は異色となるんだと思いますが、本作はむしろ後者のようなミディアム&スローのソウルやR&Bサウンドが中心となるアルバムと言って良いと思います。コンセプトは「報われぬ恋」です。故に少し切ないアコースティックな曲が多い印象です。前述の3曲は大好きだし、T5「I'm Not the Only One」T7「Like I Can」など良い曲が多く、基本捨て曲はないと言えます。今後がますます楽しみなシンガーソングライターです!まだ国内盤は出ていないので、入手するなら当面はインポートですね。


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2014年06月15日

Xscape

Xscape_MichaelJackson_2014.jpgMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の死後2枚目となるコンピレーション作品「Xscape」を購入しました。正直なところこの手の作品にはあまり興味を持てないので、買う時は何か特別な強い関心があって…という場合がほとんどです。興味を持てない理由は、アーティスト本人の意思が何も反映されていない、第三者の意図で制作されている作品だからです。アーティスト本人がパフォーマンスしているものであっても、もはやそのアーティストの作品とは言えなくなっている…私はそう感じるからです。そんな理由から2010年にリリースされた1枚目の「Michael」には手を出しませんでした。そもそも興味がなかったので、試聴すらしませんでした。ではなぜ今回そんなコンピレーション作品を購入することにしたのか。理由は「Love Never Felt So Good」を偶然耳にしたから。そして、オリジナルバージョンを収録するデラックスエディションがあったからです。「Love Never Felt So Good」はアルバムの冒頭を飾る、本作品では1番古い曲です。「Thriller」リリースの翌年、1983年にPaul Anka(ポール・アンカ)と共作・制作されたデモをベースに色を付けてまとめられた曲ですが、初めて耳にした時に、1979年の「Off the Wall」の頃の雰囲気を感じ、何とも言えない気持ちになって、この曲をもっとしっかり聴きたいと思い、購入することにしたのです。オリジナルはアンカのピアノにマイケルのボーカルのみという非常にシンプルなものですが、ストリングスをかぶせたり等あるものの、必要以上に仰々しい装飾はなされていないと感じますし、とてもスタンダードなアプローチのまとめ方にグッと心をつかまれた1曲でした。マイケルのソングライターとしてのメロディーセンスと彼の歌の魅力を強く感じます。「Xscape」ということではその他にもT3「Loving You」などは気に入りましたが、全体的にオリジナルと異なる曲ばかりで、聴き終えての感想は可もなく不可もなくでした。「Loving You」は1987年リリースの「Bad」のレコーディングセッションで1985年に録音された曲なのですが、オリジナルは音がゆがむパートがありそのままでは使えない状態でした。でもこれをベースに…ということではアレンジしすぎな感があります。オリジナルの方がマイケルらしいし、ずっと雰囲気が良いと思いました。その他にもT4に「A Place With No Name」というAmerica(アメリカ)の1971年のヒット曲「A Horse with No Name(邦題:名前のない馬)」を模した、ほぼ「カバー」と言って良い曲があるのですが…オリジナルバージョンを聴くとそれが良く分かるものの、「Xscape」に収録されているバージョンはオリジナルを全く感じない1曲になっています。オリジナルバージョンをそのまま出せる状態でないのは理解できますが、ここまで変えてしまうともう別物です。マイケルが歌っている素材を他人が勝手な解釈で切り貼りしたり他の素材をくっつけた別物という体にしかなりません。「Bad(1987年)」「Dangerous(1991年)」「Invincible(2001年)」の3作品のために録音されたアウトテイクが中心となる「Xscape」、良い時代のアルバムのための楽曲であるがゆえに、マイケルのレコーディングにもう少し敬意を払うまとめ方が必要なのではと思いました。

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2014年06月14日

Hard To Say No

Hard2SayNoEp_TheStrypes_2014.jpg多作です。The Strypes(ザ・ストライプス)がもう新作を発表です。今年2月のUKツアー開始のタイミングでデジタルリリースした「4 Track Mind EP」がそれで、ここ日本では4月9日に「Hard To Say No EP」というタイトルでCDフォーマットのリリースです。デビューアルバム「Snapshot」が昨年9月のリリースですから、約7ヶ月で新作発表となるわけです。本作はスタジオトラック4曲に日本公演時のライヴ音源2曲、T5「Mystery Man」とT6「Blue Collar Jane」を収録した全6曲のEPです。スタジオトラックはJosh McClorey(ジョシュ・マクローリー)とバンドによるオリジナル曲でカバー曲は一切なし。プロデュースはT1「Hard To Say No」がJim Abbiss(ジム・アビス)、T4「Still Gonna Drive You Home」がPaul Weller(ポール・ウェラー)、残る2曲がバンドとChris Difford(クリス・ディフォード)になっています。ジム・アビスはArctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)のデビュー作「Whatever People Say I Am, That's What I'm Not」やAdele(アデル)の「19」「21」などのプロデュースを手掛けた名プロデューサーですし、ポールウェラーは言わずと知れた偉大なミュージシャン。クリス・ディフォードはUKのロックバンドSqueeze(スクィーズ)の中心人物ですから、そうそうたる面子とのコラボレーションです♪特筆すべきはタイトルトラックの「Hard To Say No」です。「Snapshot」までの楽曲とは少し色合いが異なる、かっこいいロックナンバーです♪今後の成長と変化がますます楽しみになる1曲です!

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2014年06月08日

Sheezus

Sheezus_LilyAllen_2014.jpg2009年の活動休止宣言から5年、Lily Allen(リリー・アレン)がシーンに帰ってきました。久しぶりの新作…と言ってもまだサードアルバムなのですが…その「Sheezus」は非常に中身の濃い1枚でした。国内盤はボーナストラック7曲を加えた全20曲というボリューム!全体的に70&80年代のR&B風な作品が多く、とても聴きやすいメロディーが全体を支配しています。…が、歌詞は相変わらず過激なものもあったりして(笑)結婚、出産など多くを経験して、今や二児の母。大人の女性となったリリーですが、まだまだ尖ったアーティストなんですね。本格的な復帰作となったのが5月31日にご紹介したKeane(キーン)のカバーソング「Somewhere Only We Know」でした。これはジョン・ルイスというイギリスの伝統的な百貨店のクリスマスCMにフィーチャリングされ、リリーにとって3枚目となるUKナンバー1シングルになりました。そのシングルをリリースした2013年11月10日からわずか1週間後に、彼女は真逆なタイプのリードシングルをリリースします。それがアルバムの最後を飾るT12「Hard out Here」です。差別用語である「ビッチ」を、女性を勇気づけるポジティブなワードと定義して72回も連呼するというすさまじさに加え、PVに登場するダンサーがほぼ黒人というところから人種差別という声もあがるなど、物議をかもしたようです。でも注目を集める演出ということでは実に巧みで、どう見せるかということも含めてとても上手なアーティストなんだと思います。2012年の春頃から少しずつレコーディングを継続して完成をみた「Sheezus」は曲の粒が揃っています。ボーナストラック含めてハズレがありません。第二弾シングルのT3「Air Balloon」も良いし、T4「Our Time」T5「Insincerely Yours」T6「Take My Place」T7「As Long As I Got You」T8「Close Your Eyes」までは一気に聴けます♪キーンのTim Rice-Oxley(ティム・ライス‐オクスリー)と共作したボーナストラックのT18「Holding on to Nothing」も秀逸です。前述の「Somewhere Only We Know」も収録されているので国内盤を購入することを強くお勧めします♪



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2014年06月07日

We Were Here

WWH_TurinBrakes_2013.jpg前作「Outbursts(過去ログ:2010/08/14)」から3年半のインターバルでTurin Brakes(トゥーリン・ブレイクス)が6枚目のスタジオ作品「We Were Here」をリリース…していました(笑)昨年9月末にドロップされたようですが、知ったのはつい1か月半ほど前のことで、購入してからここ数週間でゆっくり聴き進めている感じです♪トゥーリン・ブレイクスはUKのポップデュオです。バンドに関する紹介は以前UPしたもの(過去ログ:2007/11/05)があるので、こちらを参照いただけると嬉しいです。すごく良い音楽を紡ぐ2人で、UKおよびヨーロッパでは認知度も高いのですが、今の日本ではほとんど見向きもされていないんだろうなと感じます。サイケデリックなアートワークは全6作品中で1番好きかもしれません(笑)色使いが増渕謙司の「Tales Of The Axxe Player ‐ギター弾きにまつわる物語(過去ログ:2007/03/15)」になんとなく似ていて、それを気に入っているからでしょうか!?でもデザインはこちらの方が良いですね♪収録曲は全12曲と力が入っています。どの曲も本当に心地良く、「Outbursts」より数段内容がいいように思います。アルバムはファーストカットのT1「Time And Money」から始まるのですが、タイトル曲T2〜少しアップテンポでトゥーリン・ブレイクスには珍しい感じのT3「Dear Dad」までの流れは素晴らしく、楽曲という点でも一気に引き込まれる感じでした。この3曲は好きですね♪その他にもドラッギーなT4「Blindsided Again」やセカンドカットのT7「Guess You Heard」後半のT10「Inbetween」とか、前作と比べて良いなと思える曲が多かったです。2人生み出す楽曲の軸はフォークやカントリーにあるため決して派手な曲が多い作品ではありませんが、彼らの音楽を愛する者を決して裏切らない「らしさ」が堪能できて、安定感があるメロディーは健在です。このアルバムのツアーはデビュー以来最大規模ということらしいので、二人の気持ちが入った作品であることは間違いないでしょうね!


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